ネットショップの開業時には十分な資金を確保しましょう

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ネットショップ開業に必要な資金

ネットショップの開業には、実店舗のような店舗の取得に関わる費用や、店舗の改装費などの設備資金はほとんど必要ありませんから、初期費用は少なくすみますが、運転資金は、実店舗と同じように必要です。
ネットショップの場合の運転資金は主に、仕入れの支出と売上げの回収のタイムラグと常に在庫を抱えることによって発生します。

パソコンはすでに持っているとすると、設備投資はほとんど必要ありません。

ホームページの制作を制作業者に依頼する場合は、制作費が必要になります。制作費は業者によってピンからキリまであり、様々です。ホームページの制作業者は、マーケティング出身やデザイナー出身、印刷業からの多角化、広告会社の多角化など様々ですが、WEBマーケティングやSEOに強い制作業者に依頼しないと、悲惨な結果が待っています。ホームページ制作会社がWEBマーケティングやSEOに強くない場合は、WEBマーケティングやSEOの専門家と別途契約して、制作の打ち合わせ段階からコンサルティングしてもらうことをお勧めします。また、スマホの利用が当たり前になっている現在では、ホームページのスマートフォン対応は必須です。

ホームページを開設しても集客出来なければ、注文もありません。楽天やamazonなどのショッピングモールに出店すると、広告費や手数料などの費用が発生するので、集客には有利でも利益はなかなか出なくなります。

独自ドメインの取得やレンタルサーバーのレンタル料は年間でも最大2万円程度を見ておけば大丈夫なので、ドメインやサーバーの費用はあまり問題にはなりません。

ネットショップの初回仕入れが100万円だったとします。売上総利益率25%で販売するとしましょう。初回仕入れの分の100万円は、商品の仕入れとほぼ同時に支払うことになります。しかし、売上げはネットショップを立ち上げた初月に全て売り切ることはほぼ無理でしょう。初回仕入れ分を売り切って、125万円が入金になって初めて、販売費及一般管理費の支払いが可能になるので、販管費の支払いの分も運転資金として確保しておかないといけません。

さらに、代金引換やクレジット決済を利用して代金を回収する場合は、それぞれの会社の支払い日まで、入金を待たないといけません。そうなると、初回仕入れの100万円を回収する前に次回仕入れの100万円を準備しないといけないことになります。

資金

また、ネットショップでは、常に商品が売り切れでは、ユーザーが来店しなくなってしまいます。なので、一定の在庫を確保しておかないといけません。例えば50万円分を在庫として持っているとすると、この50万円は、商売を止めて在庫を全て吐き出すまで、現金化できないお金です。

ネットショップの開業にはほとんどお金はかかりませんが、商品の仕入れの最低金額にもよりますが、商品の在庫を抱えるにはかなりの資金が必要になります。

ネットショップが軌道に乗る前に資金が底をついて閉鎖するようなことにならないように、潤沢な資金を準備してネットショップを始めましょう。

また、商品を発送するための梱包資材も用意しないといけませんので、このコストも開業資金に含めておく必要があります。

さらにショッピングカートの決済代行会社の決済手数料も確認しておく必要があります。

ネットショップは開業したらすぐに売上げが発生する訳ではありません。リアル店舗であれば開業すれば、開業初日から売上げはあります。しかしねネットショップは開業初日には、ショップの前の通行人は一人もいないのです。それは、Googleのデータベースにページがインデックスされていないからで、データベースにインデックスされて、適正な評価がされるまでに3ヶ月~6ヶ月程度はかかります。それまでの間、売上げはほぼ0の可能性があります。それでも生活が出来る程度の資金は確保しておかないと、ネットショップ開業とほとんど間をおかずに廃業となってしまうことも有り得ることなので、十分過ぎる程の資金を確保しておきましょう。

資金調達をどうやって行うか

ネットショップを開業する資金を自己資金で賄うことが出来れば理想的ですが、全てを自己資金でと言う訳には行かないことも多いと思います。

そんな場合は、融資を受けることを考える必要がありますが、日本政策金融公庫の新規事業資金新創業融資制度が相談に乗ってもらえる制度だと思います。要件としては、「前1~8までの要件に該当せず事業を始める方であって、新たに営もうとする事業について、適正な事業計画を策定しており、当該計画を遂行する能力が十分あると公庫が認めた方で、1,000万円を限度として本資金を利用する方」となります。

重要なことは、適正な事業計画です。何も実績が無く、事業計画も絵に描いた餅では、融資の実行は難しいです。

ネットショップを開業する前に、ショップで取り扱いする商品に関するBlogなどを運営して、ある程度のアクセスを稼いでいるなどの実績が必要になります。

Blogの1ヶ月のアクセス数(ユニークユーザー数)×0.5%~2%×顧客単価=1ヶ月の売上げ高と試算出来ます。

1ヶ月のアクセス数を獲得している検索キーワードと平均検索順位などのデータを元に、今後の検索順位のさらなるアップに伴う、アクセス数の向上目標などを具体的に示して、事業計画の数字を作成します。検索順位を上げるために何をするかも計画書に明記しましょう。

政策金融公庫の審査にはとても時間がかかりますし、追加資料を要求されたりと大変なのですが、とても低利な融資を受けることが出来るので、粘り強く交渉しましょう。また、政策金融公庫の融資の元手は税金なので、融資する側も慎重になりがちで、事業計画の中身によっては、担保や保証人を求められることもありますので、事前に、そう言われた場合の対処方法も考えておきましょう。

簡単に融資が受けられるからと言う理由で、カードローンなどで資金調達は絶対に行わないようにしましょう。政策金融公庫の金利が2%台なのに対して、カードローンは10%台になりますので、カードローンを利用すると、事業運営に対する金利負担がとても大きくなってしまいます。

金融機関の金利は、政府が発表する名目成長率よりも高いのが普通です。つまり、金利を払って行くには、平均以上の成長を続けて行かないと、払えないと言うことなのです。

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